子どもと親しむ!!日常生活37ブログ 4児の親の子育てライフ

気持ちを理解することで子育てを充実するブログ

継続可能ライフスタイルで子育てをする

子どもの心を育むために、継続可能なライフスタイルを考える。

 継続可能なライフスタイルと聞いてもよくわからないですね。  

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ライフスタイル

 素敵な人と結婚して子どももできて、住みたい家に住み、

子どもと一緒に遊ぶ時間がたくさんあり、趣味も楽しむ!

そして休暇には海外旅行にも行け、充実した人生を期待して。

 

そんな、

ライフスタイルを想像していたのに。

 

しかし現実は・・・

 

素敵なはずだった人はぐーたらボッチ、

子どもは暴れん坊将軍

趣味、いやいや!無理でしょ?

 

こんなはずじゃなかったのに・・・

 

ちょっと妄想は大げさですが、

思い通りにいかないことは、けっこうありませんか?

  

生活が充実すると、心に余裕ができ仕事や子育てが上手くいくということは

イメージできると思います。

  

良いときもあれば、悪いときも、

突然の出来事がライフスタイルに影響したりします。

 

もし、 

 

仕事ばかりで疲れてしまう。

 

子育てにクタクタになってしまう。

 

時間に追われて自分の時間がとれない。

 

という事なら、

 心にも余裕がなくなってきますね。

 

本当は怒るほどでもないことにカッとしてしまう。やる気がなくなる。家事や子育てが雑になってしまう。

 

そんなときは、自分を知るタイミングなのです。

 

自分を知ること

ライフスタイルに疲れてしまったり、

何かがおかしいと矛盾が起きたときは自分からのメッセージです。

そのメッセージは自分を知るために起きています。

 

自分のことどれぐらい知っているでしょうか?

 

自分の事を理解できると、不思議と子どものことも理解できるようになります。

怒ったり、嬉しかったり、悲しかったり、という感情は心の反応点だからです。

 

 

心の反応をあいまいにするので、自分がわからなくなり、自分が何を

望んでいるのかも曖昧になってしまいます。

 

心の反応は0.2秒で快または不快の

瞬間反応がおき、それに対しての意味づけをします。

ほとんどは過去の経験や体験で感じた意味づけをします。その意味づけの後に起きる2次反応が感情です。

 

たとえば、

 

意味づけが興味なしなら感情は起こりません。

意味づけが大好きなら強く感情が反応します。

 

子どもが大声でなくのもやはり親が大好きで理解してほしいからです。

 

子育てから、仕事から、暮らしから、

 

自分を知ることが持続可能なライフスタイルの始まりです。

 

 

疲れはストレスから?

 子育てすると本当にやることが多く、

部屋は散らかり、喧嘩するわ、だだこねるは、もう精一杯です。

 

しかし、

生活や仕事、子育てに疲れてしまうのは、はたしてそうしたストレスのためでしょうか?よく使う言葉ですよね。

 

ストレスというとあいまいなため、本質を考える必要がないので実は楽なのです。

 

現代はストレス社会といわれますが、

はたして本当なのでしょうか?

 

ストレスという言葉はいつ生まれたのでしょうか?

 

ストレスは悪いことやイヤなことの体の生態反応のことをいうのでしょうか?

 

では疲れてしまうのは不快感が継続的に続くからでしょうか?

 

その不快感の正体をストレスというのでしょうか。

 

ストレスという言葉は意味が明確でないので、自分知ることから遠ざけてしまいます。

 

「ストレスに効く〇〇」

などの商品をみると、なんか良さそうと思うのが人間心理です。

 

臭いものには蓋を!

 

自分のイヤな事、不快感を知るためにストレスという言葉は必要でしょうか。

 

現代はストレス社会というより、自分の気持ちを知ることが大変な社会のような気がします。

 

自分の気持ちにゆっくり目を向けると、

不快に対しての意味付けは自分で選べることに気付けます。

 

持続可能とは、自分の気持ち合った最適化です。

 

心地いい状態を維持し続けることです。

 

そのためには自分をよく知ることが大切になってきます。不快感や無理がずっと続けばいつか、体に影響したり、人間関係の衝突が起きたりと現象がおしえてくれます。

 

本能と感情と思考を分別する

 

 

自分を知るということは、

心を知ることでやはり難しいと思う人もいると思います。しかし感情や思考に惑わされるので難しいと思うのです。

 

感情が働くと、

なんであんなに怒ったのだろう?

まあ、いいか。

 

思考が働くと、

これは非常識なのでは?

この気持ちはなかったことにしよう。

 

など本当の気持ちにごまかしができてしまいます。

 

気持ちはなんでもいいのです。気持ちは人それぞれ違い、それでいいのです。

 

ジェットコースターが心地がいい人もいれば、イヤな人もいます。甘いもので幸せな気持ちになる人もいれば気持ち悪くなる人もいます。

 

心地いい状態。

それは脳の本能領域で行われます。

 

人間の脳には原始的な快、不快で反応してしまう本能領域があります。

まず、本能領域が0.2秒という速さで反応します。

次に、情動領域に情報が伝達されると感情が動きます。

最後にその対処として思考領域が働きます。

 

 

感情や思考にフォーカスすると、

速い直観的な本能のありのままの感じた事は見えづらくなってしまいます。

 

他者承認とは?

 さらに、自分の気持ちを分かりづらくするものがあります。

 

それは、他者承認です。

 

そのライフスタイルを選んだのは

自分の本能が望むライフスタイルですか?

 

自分を知らないと他が望むことをするようになります。他者承認を求めるようなります。

 

自分のことを知らないので自分の判断が怖くなるのです。失敗すること強く恐れるようになります。よって他人がいい、と言うことが、いいと思えてくるのです。

 

子どもでも同じです。

 

 

例えば、

子どもは褒めることが良いとよく言われますが、これは褒め方で変わります。

 

良い点数を取った子どもに、

 

「本当に頭がいいねー!」

 

とほめると他者承認欲が高まり、悪い点を取ったりすることや失敗を恐れるようになります。

 

褒めることは、脳の報酬系が働きドーパミンが分泌され、それは依存性があります。また同じように褒めてほしいが刺激されます。

 

ここまではいいのですが、

良いか悪いかの2極分離で褒めているので、快と不快の本能領域が働きやすく、思考の人間脳は働きづらくなります。

よって短絡的になります。

 

また本能は快より不快を避ける性質があるので、失敗を恐れるようになるのです。

 

「努力あんなにしてたから良い点れたんだねー!」

 

とプロセスを褒めると、

同じくドーパミンはでますが人間脳の思考、自制の脳が働き、自分があんなに頑張ったから良かったのだとフィードバックし、自己承認にシフトするので自信がつきます。自発的になり、積極的になります。

 

他者承認を何度も繰り返し、それを望むようになると、自分が望むことと他人が望むことがゴッチャになります。

 

なので余計、自分を知ることから遠ざかります。

 

なぜゴッチャになるかというと、脳には主語がないからです。

 

他人を褒めれば、自分を褒めたことになり嬉しい気持ちになり、他人を貶せば自己嫌悪になります。これは脳のメカニズムです。

 

 

最後 自分のありかたについて

人は皆、認められたい!!

 

劣等感や優越感を感じるのは他人と自分の比較から、自己承認できていれば感じる必要がありません。

 

自分のやってきたプロセスがあるはずです。それは誰にもまねできません。

 

お金持ちか貧乏か?

利便か不便か?

幸せか不幸か?

善か悪か?

 

 

2極分離の考えは短絡的になり、心が弱体化します。心地いい状態から遠ざかってしまいます。良くないなら悪いしかないからです。悪いと感じた瞬間、本能の不快感が動き疲れてしまうのです。

 

だからこそ、

より自分を知ることです。

  

心の状態はそのまま子どもにも伝わってしまいます。

 

心地いい状態で子どもの成長を見守りたいですね。