子どもと親しむ!!日常生活37ブログ 4児の親の子育てライフ

気持ちを理解することで子育てを充実するブログ

子どもは本能で理解し、大人は都合を考える!

 

 

子どもの本能とは

 1歳児が指を吸い「こぅこぅこぅ」寝ながら息を吸ってました。かわいいなぁと動物的だなぁと感じ笑ってしまいました。

 

幼い子ども動物的・・本能で生きているのでそれも納得した瞬間でした。

 

赤ちゃんはどうして大きい声で泣くのか??本能領域で生きているからなんですね。

 

本能は自然界で例えられます。ひな鳥が口を大きく開けて鳴くのは、大きな声で鳴いてるひなほど生き残れる可能性が高いので親鳥は優先して餌を与えますよね。

 

ひな鳥は餌をいっぱい食べ、生き残るために弱いひなを巣から落とします。親鳥も落ちたひな鳥は救いません。厳しい~!!ですね。

 

幼児が兄弟喧嘩や取り合いになるのも、本能なので必死なのです。どちらが「悪い」又は「いい」もなく本能です。

 

では本能って何?

 

本能は感覚機能です。外界から感じたことに即座に反応する神経経路です。原始脳が神経を司ります。基本は「快」か「不快」で反応します。

 

「不快」は自己防衛反応「快」は欲求です。これが感じないと自然界では生きられません

 

「不快」を感じず、状況に留まれば、生死にかかわります。よって「快」より「不快」を避ける性質があります。

 

例えば、天敵がいるのに「不快」を感じて、逃げなければ食べられてしまいます。お腹が空いているのに「快」を求めず、食べなければ死んでしまいます。

 

脳発達で本能領域の原始脳が優先されるか、最低限ないと生きていけないからです。幼児は体が弱いので生きるのに必死なんです。

 

幼児は食物を一人占めしますね。確かに我慢できないのも納得です。

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幼児に大人の都合はわからない

 幼児に〇〇だからいけないよ~!〇〇だから急いでお願い!!これが十分理解できるのは思考感覚が発達してからです。

 

幼児は本能です、感じているのはその空気感で「快」「不快」になります。

 

「もぉー!急いでるって言ってるでしょ!」ポカーンと放心した後「わぁーんわーん」

となったことありませんか?焦っている気持ちわかります。

 

ですが幼児は強い心の振動しか見えません。幼児にはめっちゃ怖いんです。

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本能神経が活発なのは共感覚機能なのです。これは匂いから色を感じたり、音から触れる柔らかさを感じれたりと振動を感覚機能フルで敏感に感じてしまうのです!!

 

怒っているの表情が黒い渦巻きに見えたりします。

 

野生動物に殺気出して近づいたら、もちろん早々逃げられますね。。共感覚機能が使えて敏感だからです。大人は本能でなく、思考や理性で生きているので、当の昔にこの感覚は失われてます。

 

自然の動物に近づくためには荒い振動でなく穏やかな振動ですね。

 

子どもも同じですね。

 子ども都合50%大人の都合50%の法則!

 4歳~5歳以降思考感覚が身についてから、「前いいっていったのに!!なんでー!!」この言葉が出てきたら「親しむ」から遠ざかってます。

思考感覚がある程度発達すると、ある程度の矛盾は容認できるものです。それは子どもも自身の「うそ」や「屈折」した心と対峙してるからです。

 

仕事でもそうですね。半分自分の言うことを聞いてくれたなら半分は相手のいう事を聞くものです。子どもも同じです。

 

バランスがあまりに大人都合になっている。そんな場合が多いです。

  

大人は忙しいです。仕事の連絡、夕飯作り、そういえば洗濯溜まったっけ。。明日は野外活動だからあの服を用意しないと・・・・「ううっ!あーーーん」「〇〇が叩いたー」これだもん、もう勘弁してーー!!あっ!!子どもの仲裁入ってたら料理こげちゃった。。

 

大人は都合を考えるとタイトルにあります。

 

都合とは時間や用事だけではありません。

 

例えば、アッ!!と子どもがお皿を落とす。イラッとしたら子どもが泣き出した。余計に心が乱れる。「何しとんの!!」

 

お皿が落ちた事に「不快」を感じた。それの意味づけが「相手が悪い」からイラッという感情がおきた。「後で拭かないと、面倒だなぁー」と考えました。

 

子どもはここが納得できません。なのでまた余計なトラブルを起こし「気付いてよー」とサインを出しています。

 

穏やかなときに自分がコップをこぼしたら、すぐ拭きますよね。子どもはよく見てます。都合は可か不可になります。「理解しよう」となると「親しみ」が生まれます。

 

「理解しよう」は自分からです。

 

自分を理解できた分でしか、相手の気持ちを理解できないからです。「 親しむ」ためには「自分の理解」、「相手の理解」両方が必要だからです。

 

自分の理解50%相手を理解50%の法則です。