「泣く」のは自由意志表示
泣く子は育つ
子どもはたくさん泣いたほうがいいよ!よく聞きますね。「泣く子は育つ」よくいいます
いやいや、そうは言っても、わーわー泣くと親は大変ですよね!
「ねぇなぜ泣くの!そんなに泣かないで!」とこちらが余裕があると待ちますが、毎日しょっちゅう「もう!やかましいわ!」となります。
兄弟でどっちが叩いたか?物を取ったり、、お菓子を分けてくれないなど・・・
もういいわ!と親が仲裁してしまいます。。子どもは余計泣いてなかなか泣き止まみません。
こんなことありませんか?
そんな時、いつも思い浮かべるが「カラスの替え歌」です。
カラスなぜ泣くの?カラスの勝手でしょ!?
カラスの気持ちはカラスじゃないと本当の気持ちはわからないです。
子どもの気持ちを知る
子どもの感じている感覚と大人の感じている感覚は違います。
大人が「泣くこと」は恥ずかしいことだと、認識がありますね。
泣いてもいいですが、世間一般では我慢すること多いですね。
わたしもそうですが、小さいときに「泣かないの!」と言われていたからです。
泣くと「余計怒られる」「呆れられる」そんな親の表情が嫌で泣かないように我慢しました。
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嫌われたくなかったのです。ですが、やはり泣きたいときは泣きたいです。だから我慢が切れて大泣きします。
泣きたいから泣くだけです。
「弟から取ったらいけないでしょ!」
欲しかったの!
その気持ちをわかって欲しいのです。なので余計に泣きます。
気持ちわかってくれないんだ~嫌だよ~!
本能で生きている4歳ぐらいまではこれが、強いです。
どうしてそうなるの?
本能の機能は「快」と「不快」だからです。
「快」は欲求が満たされたときに。「不快」はその逆です。
シンプルで単純ですね、なので大人の判断はギャップを招きます。
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「弟が始めに遊んでたでしょ!?」うん!!「自分より小さい子でしょ!?」うん!!「じゃあいけないよね?」・・・やーや!
ってなんで嫌?説明しているでしょ!
そうです!欲しいのは欲しいのです。
弟も欲しいのは欲しいのです。
それを仲裁して判断するのが大人です。
ですがそれだと「わかってくれない」が高まります。「不快」は欲求が満たされないときです。
欲求不満になり余計取ったりします。
「わかってくれない」という「不快」を「快」の欲求で満たそうとするからです。
いつもいつも何度も「取ったらいけない」と言ってるのに!もう!
と負のスパイラルになります。
子どもはシンプルに、、「わかってほしい」これだけです。
親の 勝手でしょ!?
親の勝手でしょ!子どもはそう感じてます
親の判断は親の「ルール」「勝手」です。。勝手ってな~に??子どもに質問されたらなんて答えますか?
そんなの勝手でしょ!?と答えたくなりませんか?
そうです!!勝手でそれでOKなのです。
「勝手」はちょっと悪い言葉の印象ですが、
ここでは、
自由意志です。
どう感じるのか。どう意味づけするのか。どう生きるのか。それは本人の意思で決めます
子どもは子ども社会の中で成長する。感覚が同じもの同士がやっぱりいい!
親は安全基地です。たとえ「わかってくれなくとも」「怒っても」「ルールを言われても」嫌だと泣くけれど、そばにいてほしい。
わかってくれるまで待つよ。「わかってほしいもん!」
子どものシンプルな気持ちです。
な~に~!待つよ!って子どもの癖に!と少しでも思ったら「上下対立」を招きやすい状態です。子どもは反発しやすくなります。
「上下」は日本では「常識」ですが他国ではない国が多いです。
「上」は勝手が許されて「下」は勝手許されない。。
職場にいると感じることありませんか?そうその不服感です。納得できないのです。
親しむ友達になる
友達に「上下」はありませんね。正確にはあるのでいじめなどがあるのですが、テーマが違うので割愛します。
このブログでの「親しむ」の意味は 「自分の気持ち」の理解から「相手の気持ち」を理解することができる。その姿勢を持ち続けることです。
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わたしの中に「上下」があるんだなぁ~!!と知らなければ気付けません。
「大人の感覚」と「子どもの感覚」は違ってそれでいいと気付かなければ子どもの気持ちにはなれません。
「判断」するのは勝手で大人も子どもも同じです。
自分で勝手にするから「わかってくる」ことが多いです。
ここでの「勝手」は自由意志です。自分のしたことは自分に返ってくるので自分で気付きたいのです。
「止めて」しまうのは気付きの「チャンス」が減るのです。
お互いに自由意志を認め合うから友達になれます。
勝手に泣き止む
子どもはなんでも「やりたがり」ます。
「見てー見てー!!」と親を呼び止めます。
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「わかったほしい」「認めてほしい」のです
そして「すーっごーい上手だね~」というとにっこり満足そうに微笑みます。
欲求が満たされてすごく嬉しいのです。
それでも「見て見て見て」と気付くまで呼び続けます。
「わかってくれるまで待つよ!」だって大好きだから!一番そばでわかってね!
本能の「快」の欲求は大体大丈夫ですね!!
あとは子どもが望むのは「同じ感覚の共有」です。
言葉で同調していても、気持ちが違うところにずれていたら子どもは気付きます。
そんな時は一緒に遊ぶことが子ども感覚に戻れます。
ここまでで「本題」のことも平気ですね。
「泣いた」ときは「欲しかったんだよね」と弟にも「欲しかっただよね~」「悔しかったね~」と子ども感覚に戻って親も「欲しいもん!」と気持ちになる。
すると勝手にすーっと泣き止んできます。
共鳴同化といい、子どもが「怒った」ときは同じ感覚で「怒った」感情になり、その後に伝えたいこというと言葉が入ります。
とは言っても!そんなとっさに難しくない?
確かに、
子どもが急に「泣く」タイミングで感覚を同調するのは慣れないと難しいです。
そんな時は「親しむ」姿勢です。
うんうん!わかるよ!そうだよね!
と繰り返します。実際の気持ちはイライラしていても子どもにはわかります。
「親しむ」ための姿勢であることに。
まとめ
子どもは「今」欲しいです。
大人は「ルール」で判断します。
大人の「ルール」は子どもからは「勝手」に見えています。
子どもの自由意志を止めてしまうのは「上下関係」が関わるので子どもは嫌がります。
子どもは一緒に遊んで同じ感覚を共有してほしい!
親しむは「理解」から始まり「理解」をし続ける姿勢で子どもは大好きな親だからこそしっかりと見ています。
それに気付くと子どもは納得し「泣き止み」ます。
わかってくれようとしてる!!もう泣かなくてもいいんだね!!
最後までご覧いただきまして、
ありがとうがざいました。
子どもの気持ちを日々学んでおります。
同じ子育てをする皆さまの少しでもご参考になれたら嬉しいです。
ではまたお会いしましょう!!
子ども感覚機能のこと知りたい方こちらでも
詳しく書いてあります。